【10】木谷オーナーが打った「神の一手」…すなわち「マクガフィン」
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注:
ここからいよいよ妄想が酷くなります。
特に、熱烈なロス・インゴベルナブレスのファンの方には、あまり目にして欲しくない内容です。
予め御承知おき願います。
ロスインゴ内藤は、3.14の木谷オーナー批判を以って、本当の意味で「羽化」した。これが鯱狗の妄想見解。
では、その発端は?
そう、皆様が御存知の通りの「2億円プロジェクト」発言です。
ところで、この「2億円プロジェクト」発言。
いったい、いつ、世に公言されたのか。
答えは、2.13の東京スポーツの記事。
ただ、「それだけ」なのです。
3.14の1ヶ月も前。
公式発表でもなければ、専門誌のインタビューでもない。あの、東スポですw
しかも、記事を良く読めば、
「新日のレスラーを世界レベルのスターにするためのプロジェクトに、2億円規模の用意がある。まずはオカダをモデルケースにしたい」
という話であり、まず何より「2億円プロジェクト」という固有名詞すらない。そして2億円を全額オカダに注ぎ込むとも言っていない。
はっきり言って「実体」が無い。
それを1ヶ月も経って突然、内藤は見事に、「木谷オーナーお気に入りのオカダのための2億円プロジェクト」
に書き換えてみせたのです。
…ここまで読んで、
「内藤は、不当にオカダを『作られたスター』に仕立て上げている!」
と、鯱狗が内藤を非難しようとしている!と思われた方。
トランキーロ、あっせんなよ!!!
違うんです。
鯱狗が妄想しているのは、もっと「ヒドイ」ことなんです。
それでは、以下、鯱狗の妄想。
内藤の正論批判の数々。
それらは確かに、内藤のアイデア。
…ただし。
この「2億円プロジェクト」批判を除いて。
そう。この「2億円プロジェクト」批判だけは、
木谷オーナーが、内藤に、批判するように「命じた」。
すなわち、木谷オーナーと内藤の「出来レース」。
その目的は、中邑とAJを失った新日が、「WWEアティチュード路線リメイク」により、ストーリーラインを立て直すため。
木谷オーナーが「スマートすぎるビンス」になるため。
内藤が「スマートすぎるストンコ+ロック」になるため。
オカダを「スマートすぎるトリプルH」に仕立てるため。
「ライバルの不在」という危機に陥ったオカダに対して、一気に内藤の「格」を引き上げるため。
「2億円プロジェクト」とは、ただその発端とするためだけにデッチ上げられた、実体の無い「マクガフィン」。
オカダの評判が変に良くなって、ストーリーラインに支障を来たしそうになったら、オカダとミラ・ジョボビッチをCMで共演させるなり、適宜、必要な分だけのカネを投下しつつ、「2億円プロジェクト」という「マクガフィン」の幻想を、また引っ張り出せば良い。
これが、木谷オーナーの打った「神の一手」。
…以上が、鯱狗の妄想なのでした。
極めて、内藤に失礼な話です。
「内藤が木谷オーナーと結託していた」などという妄想は、失礼以外の何物でもないでしょう。
…ただ。
その結果、爆発したロス・インゴベルナブレス旋風は、チケットに変わり、グッズに変わり、
会社を、そして木谷オーナーを潤しているのは、紛れもない事実。
2億円どころか、極端に言えば、1円も掛からない「舌戦」のチカラだけで。中邑もAJもいなくなった新日で。
…果たして、鯱狗が木谷オーナーの経営手腕を過大評価しているだけなのかどうか。
答えはもちろん…
ハイ、やめときます…w