「納得」はできないが「理解」はできなくはない…田中将斗の◯◯的な「生き方」
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上記の良インタビュー記事を読みまして。
NEVER無差別級の初代王者であり。
そして「オリジナル」ECWヘビー級で唯一の日本人王者であり。
(「ECWワンナイト・スタンド」では2005、2006とも試合を提供)
実際、ソレを「望みさえ」すれば。
新日でも…WWEでさえも。
「チャンス」はあったハズ。
当該インタビューでも「自覚」している。
いちファンからすれば。
なんて「勿体無い」と。
「納得」は、できない。
それこそ鯱狗は…田中将斗こそ。
「ザ・レスラー」の「称号」が。
最も「似合う男」ではないかと。
それぐらい、大好きなレスラー。
このインタビューを読んで、思ったコト。
良く「似ている」のかも、しれない。
良く言えば「当たりが強い」。
悪く言えば「プロレス下手」。
かように疎んじられていた前田日明を、
ただ一人、真正面から「受け止めた」。
そんな「懐の深い」レスラーだった藤波は。
最後まで「猪木超え」を「望まなかった」。
(「飛龍革命」の「実態」は、「ただ猪木さんを楽にしてあげたかった」という、ある意味で凄まじい「ズッコケ」。前髪を切り出したのも「猪木さんに手を上げてしまった、どうしよう!?」という「パニック」からだったと言われては…)
猪木よりも「プロレスが上手い」藤波の方だったのですが、
藤波から「配慮」を要請されて、「1号」は猪木になった…
という、嘘か誠か「ウラ事情」も聞こえてきたりしまして。
「リングの上で、お客さんに『最高の試合』を見せたい!」
それ以上の「ドロドロした野心」が無い。
良くも悪くも「珍しいプロレスラー」。
それが、藤波であり…田中ではないかと。
猪木も大仁田も…遠くから「見物」する分にはともかく、
プライベートで「お近付き」には、絶対になりたくないw
(あの中邑も、邪道外道から大仁田のエピソードを聞いて、「猪木さんといい大仁田厚といい『ブッ飛んでる』。それに比べたら、オレみたいな『凡人』がプロレスラーなんてやってけるのか…?」と怖くなるそうでw)
…それでも、なお「付いていく人」がいて。
「煮え滾る太陽」と「寄り添う月」。
「納得」は、できない。
「理解」は、できなくはない。
これもまた、プロレスの「奥深さ」なんですかね…?(苦笑)
ではでは。