柴田勝頼は、あれが「伝説の引退試合」で良いです
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迷走と矛盾を重ね、騒動を起こした柴田を。
これまで小馬鹿にした自分は否定しません。
鯱狗は「残酷な第三者」でクソ野郎ですよ。
今さら、開き直るまでもなく。
そして、17.4.9のオカダ戦で。
「感動」した自分も、否定しません。
「起こってしまったこと」は否定できない。
だから。
あれが「伝説の引退試合」で良いです。
忘れませんから。
立っていることもままならない、
朦朧とした、半ば無意識の内に。
オカダの肩を叩いた、柴田を。
迷走の果て、遂に辿り着いた大舞台で。
人生の全てを若きチャンプにぶつけて。
そして、散った。
…未来の、強面レフェリーの柴田で、
ハッピーエンドというのも良いです。
それだって、立派な「約束」の答え。
だから。
「美しい物語」として、語り継がせて下さい。
「美しい物語」のままで、終わらせて下さい。
…どうか。