社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

4.29大分…ジュースvs内藤哲也のIC選手権は「王者への試金石」か

✳︎

というワケで、前記事の続きです。

まずは、内藤のIC戦線の歴史を振り返ってみましょう。

【V0】16.9.25神戸…マイケル・エルガン
「ICに興味は無いが、ベルトが追い掛けてきた」として、エルガンの挑戦者指名を受諾・初戴冠。

【V1】16.11.5大阪…ジェイ・リーサル
負傷欠場のエルガンのリマッチのリザーブ(失笑)。「元・アミーゴ(notパレハ)」という以外にネタも無いまま、ROH勢と大阪のメインを張らされるという、ほぼ「交通事故」のような黒歴史マッチメイク。会社の「真の内藤イジメ」事案(笑)。

【V2】17.1.4東京ドーム…棚橋弘至
説明不要。1.4メイン連続記録を断ち切り、その「流れ」はEVILに引き継がれることとなった、棚橋の「凋落」の「原点」。

【V3】17.2.11大阪…マイケル・エルガン
前述の負傷欠場の借りを返させると息巻くエルガンとリマッチ。シングル3戦無敗の内藤に切って捨てられ、順当に?内藤の4連勝目となる防衛。

【V4】17.4.29大分…ジュース・ロビンソン
???



…いかがでしょう。

こうして、改めて見てみますと。

1.4の棚橋を除いて。



「今、一番、神ってる」はずの内藤。

「防衛相手」に「恵まれていない」。



一方でその間、内藤からIWGPを奪還したオカダが、
V1の丸藤戦こそ低調なベストバウト(失笑)でしたが、
V2ケニー・オメガとの「六つ星」17.1.4メイン以降、
そしてV4の柴田勝頼…と「名勝負」を続けており。

(…鯱狗的には「過激化」が目に余りますが)



ある意味では「確かに」。

内藤は会社から「冷遇」されています。



…コレ。

自称クソスマート(失笑)の鯱狗的に見ても。



「異常事態」です。



だって、グッズ売上1位のLIJ内藤ですよ?

鯱狗は、内藤のNJC参戦は堅いと見てました(苦笑)し。

あんまり「シングル枯れ」が続くから、
内藤の「コンディション」も心配した。



「受難ギミック」にしたって、
「試合枯れ」は「やり過ぎ」でしょう。





「何故」

「『稼ぎ頭』の内藤に」

「『適切な挑戦者』を与えないのか」





…思案しておりましたところ。

こんな「記事」を見かけまして。


(オブザーバー評)
オカダ・柴田戦はなかなかのものだった。
三沢・川田戦を想起させた。

オメガ、鈴木、タイガーマスクW、柴田と、
今年のオカダの仕事は比類がない。

特筆すべきは、オカダは全部の試合でクリーンに勝ちながら、
敗者をオーバーさせているということだ。これは簡単なことではない。 



このオカダの「評価」。

「四天王」の名前が出てくる「懸念」はさておき。

「敗者をオーバーさせている」という「観点」で。


鯱狗は「同感」です。



そして鯱狗は…かつて、こんな「記事」を書きました。

《【焼畑農業】クレバーな内藤は自覚しているであろう、内藤アンチ論》



そこで、ようやく思い当たった、
「内藤の試合枯れ」の「裏事情」。
「挑戦者」が「ジュースである意味」。



会社は…「恐れている」のでは?



対戦相手を「食う」。
内藤の「存在感」を。



だから「ガイジン」ばかり当てる。

「次の日本人スター」を「潰さない」よう。
そう…棚橋ですら「食われた現実」を見て。



そして、次なる挑戦者のジュースは。

中途採用」とはいえ「ヤングライオン上がり」。



「食われる格」さえ無い、28歳。

そんなジュースを。



「王者・内藤」への、
「試金石」にしようとしているのでは?



「食われる格」さえ無いジュースをも。

内藤哲也は「食ってしまう」のか。

それとも「格上げ」ができるのか。



会社は「見定めよう」としているのでは?



よっぽど「力業のブック」でも組まない限りは、
「普通」にやったら、内藤の防衛は「当たり前」。



その時に。

どれだけ「敗れたジュース」への、
「賞賛の声」を「引き出せる」のか。

そう…「オカダがやっている」ように。



などと、考えてみますと。

4.9タッグ戦での、ジュースの「大金星」。

この時点で…早くも「先行きが不安」。



だって、ファンから「聞こえる声」は。

「内藤の受けがスゴかった!!!(≧∇≦)」

コレばっかですよ…?(汗)



既に、ジュースが「食われかかっている」。



…オカダは「安パイ」なんですよ。

どんなに勝ち続けても。

「ま〜だ、オカダ政権が続くのか…」
「今回こそ挑戦者に戴冠して欲しかった!」

と、ファンの「ヘイト」を一身に集めて。

「挑戦者の格を上げる一方」ですから。

ソレこそが「ヒールチャンプ」の「お仕事」なワケですが。

「鶴龍対決」の「主人公」が、
「常に天龍である」ようなモノです。

実際、オカダは「ジャンボ鶴田2世」の地位を着々と築いているw



今回の、4.29ジュース戦。

内藤の「これからのキャリア」を占う上で。

無視できない「正念場」かもしれません…。



以上、御拝読のほど、誠にありがとうございました!