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社畜な鯱狗の妄想雑記

ファシスト見習い。すべては音楽。詩集『円周』。

「好きなものは好きなんだ!!!」

✳︎

そう叫ぶたび。

僕の魂は、醜く肥え太る。

形容詞を喪って。
主語と目的語で、肥え太る。

醜く肥え太った、僕の魂は。
形容し難い、グリフォンの笑みを浮かべる。
炎天下の断頭台で、天球を止めるように。

世界は美しい。
なれば、僕は憎むよ。
憎むべきなら、そうするよ。
受け取るべき銀貨の袋を山積みに。
僕は利子だけで、食っていけるだろうさ。

天球が静止する日。

「好きなものは好きなんだ!!!」

そう叫んだ、醜く肥え太った、僕の魂は。
正しく脳髄へと、転落していくだけ。
僕の。僕の可愛い、ロベスピエール
落とすべき僕の首は、枚挙に暇が無いよ。
解剖学的な見地に則って。
形容詞を喪った、地球を周回する。
レギオンの動詞。
命令形のデブリ
眩く煌めく星屑。

陶片。そして。

ベルゼブブの明星へと、逃れた。
テスカトリポカ、曰く。
バルドルを、射抜いたなら。



世界は、きっと、美しい。

貴女は、きっと、美しい。

貴女は、きっと。きっと。



雄弁の銀貨を山積みに。
魂が利子で、肥え太る。

僕は、デリダを知らない。
だって馬鹿だから。
僕は、ラカンを知らない。
向上心が無いから。

僕の魂は、醜く肥え太る。