社畜な鯱狗の妄想雑記

より良く、生きましょう!

ロケット・ボーイ

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ボクの。左手の、小指から、
地平線の彼方へと、真っ直ぐ、
伸びる。その、赤い糸を。
縒って、編んだ、縄を。背後の、
水平線から、手繰り寄せて。
しっかりと。頸に、巻いたら。
満潮の引力に、乗せて。
ふわりと、軽やかに。
飛び込み台を、蹴ろう。
その刹那を。無限の光速へと、
引き延ばす。
ニューイヤーのパーティーで、
七色の花火を打ち上げるみたいに。
キミに、笑っていて、欲しいんだ。
満潮に。ぷかぷかと、漂う。
地球が。
きっと、
茹卵を、
綺麗に、
糸で、
両断、
する、
よう、
に。
音も無く。真っ二つに、割れるから。
キミは、きっと、笑ってくれるから。
だから、
その赤い縄を、頸に巻いた。ボクは。

ふわりと、軽やかに。