社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

【たとひわれ死のかげの谷を農王系】必読の「反語的“カーゴ・カルト”叙事詩」的な!

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✳︎
……猛烈に「後悔」している。
 
以前より登録していた、
TCF様の《うちゅうてきなとりで》。
 
もっと早く、きちんと、読み込むべきであった!!!
 
まずは“詩”において!
 
あの「質」の作品を、“ポエム”と自嘲されては、
自作を“詩”と称している鯱狗は、
トンデモなく「ダサい」ので、とても困る!(殴)
せめて“ポエトリー”なら、ともかくw
 
……実際、正直なトコロ、
“詩”において「嫉妬」を覚えるのは、
久しく無かった感覚である(ー ー;)
 
まったく、完全に「異なる政治」であれば、
そういった「嫉妬」など、起こらなかった。
「政治」において、
「近い志向」かつ「より上質」であるから、
そのような「女々しい感情」が起こるのだ(失笑)。
 
 
 
そして「決定打」こそが、冒頭の小説、
たとひわれ死のかげの谷を農王系』!!!
 
 
 
……何だコレは!?(呆然)
 
何なんだコレは!!?(恐怖)
 
痕跡器官(呪術)としての官僚機構(文明)》
 
無理矢理に“言語化”を図るのであれば、
ソレらの羅列に、圧倒されるしかない。
 
--つまりは“カーゴ・カルト”だ。
 
現代社会”は在るが、“科学”は無い。
“小説”であるが、むしろ“叙事詩”だ。
その“叙事詩”としての「質」の前には、
「事実か虚構か」など、瑣末事である。
 
 
 
……鯱狗は、打ちひしがれるしか、ない。
 
 
 
鯱狗は“ファシスト見習い”として、
「最重要論考」と称して「平易」な、
ファシズム”の「概論(失笑)」を書いた。
 
……ソレは“敗北主義”でしか、なかった。
 
 
 
鯱狗は「小説(失笑)」も、書いた。
 
「青春小説」という「お題」で縛り、
17歳ではなく、30歳の作者として、
「ハッピーエンド」で、締め括った。
 
……所詮は、
“スターリニスト”の「科学」に対して、
ファシスト”は「屁理屈」を捏ねて、
「対抗ゴッコ」をしているだけなのだ。
 
鯱狗の描いた“祝福”の「システム(笑)」など、
「安全帯の先を、下で待つ者が握る」という、
《農王系》を前にしては「児戯」に等しい!
 
“擬似革命”を「“擬似革命”として称揚する」。
ファシスト”の「確信犯(誤用)」とは、結局、
「退屈な“ニヒリズム”」の延長上でしかない。
 
……完膚なきまでに「看破」されたも同然。
 
《“敵”を作ることから、創造的な仕事が始まる》
 
その、あまりにも明白な“真理”に対して、
“擬似革命”しか提示できない“ファシズム”は、
端的に言ってしまえば「ショボ過ぎ」なのだ。
 
“敵”を作るためには“官僚機構”が要るし、
“敵”を作るのが目的であるのだから、
“科学”は無用の長物。必要なのは“呪術”。
 
そして“敵”を発見するための“偵察”なのだ。
……間違っても“擬似革命”などでは、ない。
 
コレは“スターリニズム”に見せかけて、
強烈な“反スターリニズム”である。
 
しかも“反スターリニズム”のためには、
もはや“ファシズム”しか可能性は無い、
と訴える、我々“ファシスト”に対しても、
“反ファシズム”の立場を明らかにしている。
 
“偵察”は「無私の、公共への奉仕」だ。
ソレは“ファシズム”には「あり得ない」。
 
鯱狗は《この政治思想》に対して、
適切な「代名詞」を、知らない。
 
 
 
……理解っては、いた。
 
ファシズム”を信奉する、鯱狗は。
 
“政治”にコミットするには、あまりに、
「フェミニンなミソジニスト」だった。
噛み砕いて言えば、
「殴って謝る、女々しいDV男」と、
その「精神性」において、同等である。
つまりは“敗北主義”である。
 
長官である“わたし”と、情報員が、
“執行”と“研究”の「適正な分離」について、
《約束動作》として、掴み合いを始める。
 
ファシスト”の鯱狗からは、
絶対に「出てこない」アイデアだ。
 
 
 
たとひわれ死のかげの谷を農王系』には、
現時点まで“女性”に値する存在は、
《農王》その人しか、現れていない。
 
そして彼は、“男子”として、
「無私の、公共への奉仕」のため、
自ら進んで“去勢”を選んだ。
 
どこからか“巫女”を引っ張ってくるしか、
「能の無い」。我々“ファシスト”には、
到底、思いも寄らぬ「境地」である。
 
……理解っている。
 
我々“ファシスト”は。少なくとも鯱狗は。
 
たとひわれ死のかげの谷を農王系』における、
“真の敵”と「戦う」上での「邪魔な害虫」。
《農王》の「君側の奸」。醜く卑しい紫包帯。
“侍従武官”バハードゥル。
まさに「その人」である。
《農王》の君側に仕えながら、
「目に見える紫」を纏う、その許し難き「不敬」。
 
……自己嫌悪で、吐き気を催す。
 
 
 
《農王》と聞いて、鯱狗は真っ先に、
《神農皇帝》を想起した。
ファシスト”として、そして、
テキ屋”に共感(シンパシー)を抱く鯱狗は、
実に勝手に「期待」を寄せた。
 
……大間違いであった。
 
誤解と矮小化を承知で喩えるなら、
《神農系》は、“テキ屋”ではなく“博徒”だ。
「国それ自体」が、“異邦人”であるのだ。
 
「喪われた故郷」を求めて彷徨う、
我々“ファシスト”の「女々しさ」を、
嘲笑うかのように。
 
 
 
この作者である、TCF様は、
1987年生まれ30歳の鯱狗の、
少し歳上ぐらいで、あるらしい。
つまり、30代前半だ。
 
それでいて。
 
自らの身体の頑健に励まれ、
自ら異邦の言葉を学んで、
自らの足で、“異邦人”として、
世界を周遊されていらっしゃる。
読書の、量も、質も、
鯱狗など、足元にも及ばない。
 
 
 
この、鯱狗の女々しい、嫉妬の翠の焔!!!
 
 
 
……鯱狗のブログを読んで下さっている、
奇特な読者の方の、9割方は、
鯱狗が“ファシズム”を語り、“政治”を語るのが、
面白くはないだろうと、理解している。
 
純粋な音楽のブログであって欲しいか、
純粋な創作のブログであって欲しいか、
或いは、
純粋なプロレスのブログに戻って欲しいか、
まぁ、だいたい、そのいずれかだろう。
 
それでも。
 
たとひわれ死のかげの谷を農王系』は、
読んで欲しい。読んで頂きたい。
 
ゴチャゴチャ言わんと、読め!!!(爆)
 
「市井の哲人」を、見て見ぬフリはできぬ、
その程度の「ちっぽけな良心」ぐらい、
こんな鯱狗だって、持ち合わせている!
 
……安心して頂きたい。
たとひわれ死のかげの谷を農王系』は、
純粋に「エンターテイメント」としても、
まったく一級の作品である!
 
最新14話では、いよいよ、
“敵”が「受肉」を果たそうとしている。
 
続きに、期待するしかない!(笑)
 
 
 
以上、御拝読のほど、誠にありがとうございました。