社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

【人間椅子/Helmet】疾走する列車の“音像”!

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(ストック記事放出)
 
プロレスを主軸にしながら、
冷凍チャーハンと炎の三番勝負に挑んだり(笑)、
幅広く、興味深く、リーダビリティに溢れた、
鯱狗の中の「素敵なオジサマ」クラスタである、
ろけねお様の《全てはプロレスである!》よりw
 
いや〜、不覚ですよ!!!
 
10歳ぐらい、人生で初めてハマった作家が、
他ならぬ江戸川乱歩であった、鯱狗が!(爆)
 
こんなイカしたバンドを、知らなかったとかorz
 
……邦楽には疎いんですよ(ボソリ)。
 
 
 
え〜、気を取り直しまして(苦笑)。
 
紹介された中で、鯱狗が一番好きだったのが。
 
人間椅子 - 幽霊列車
 
ネチっこく、ジットリと、ヘビーなグルーヴ!
蒸し蒸しとした、お盆の炎昼を思わせますねw
Bメロのシンプルなタム回しが、イカす!(≧∀≦)
 
 
 
--んで。
 
 
 
この曲、そしてPVを観たら。
スッゴイ、思い出したのがw
 
Helmet - Unsung
 
のちに、Kornの成功により花開いた、
“ニューメタル”と呼ばれるジャンルの、
「先駆者」として評価されるHelmetの、
92年発表1stアルバム“Meantime”より。
 
中心人物のペイジ・ハミルトンは、
名門のマンハッタン音楽学校で、
ジャズとクラシックを修めたという、
メタル界では異色の経歴?の持ち主w
 
同時代にはPanteraも活躍しましたが、
Helmetは、更にソリッドかつ無機質。
いわば、
「“ヘビメタ”じゃない“ヘビーなメタル”」。
そのグルーヴは、上述のジャズの理論に、
影響を受けている……らしい?です(苦笑)。
 
やはり同時代には、Nirvanaが、
「“メタル”を取り入れた“パンク”」として、
グランジ”のムーブメントを起こしまして。
 
Helmetのソリッドさは、結果的に、
「“パンク”を取り入れた“メタル”」の風情。
……あの「時代の風」だったんでしょうね。
 
 
 
さて、そんなHelmetの“Unsung”のPV。
 
ザラついた画面。
そして、カットバックする、列車の映像。
極め付けは、アウトロで疾走する、曲の構成!
 
……似てません?
人間椅子の“幽霊列車”と(笑)。
 
パクリだなんだじゃ、なくってですね。
鯱狗が言いたいのは、洋の東西を問わず、
 
“音像”は「共鳴する」のだと!
 
そして、似通うがゆえに、逆説的に、
その違いが、際立ってはいないかと!
 
“幽霊列車”は、ジットリと湿った、蒸気機関車
“Unsung”は、ヒリヒリと乾いた、ディーゼル機関車
 
「相似」しながら「相違」するんですよねw
 
そーゆーのって、鯱狗的には、クールでイカす!
 
 
 
……如何でしたでしょうか?
 
ろけねお様の《全てはプロレスである!》は、
リーダビリティも高いですし、テーマも幅広く、
いわば「異種格闘技戦ストロングスタイル」で、
プロレスに興味の無い方にも、オススメです!
 
 
 
ではではw