社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

4.9内藤の「パルプフリクション受け」を「評価できない理由」

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先日、チラッと触れましたが。

アメプロ志向のクソ保守派(苦笑)らしく、
ちょっと文章にでも起こしてみようかと。



まず大前提となります、
ジュースの必殺技「パルプフリクション」。

コレは、

「アメリカ版(笑)後藤柴田」とも言える?
「悪ガキ青春白書タッグ」なエジクリの、
クリスチャンの「キルスイッチ」同形です。

というワケで、キルスイッチ名場面集をば。


(1:15付近ではECW王座戦?のヨシタツがw)



…御覧頂けましたでしょうか?




或いは、トリプルHのペディグリーと同様に。



「フェイスバスター派生技」です。

ここまでを「大前提」としまして。

「論点」は、大きく「2つ」ほど。



◆技の「サイコロジー」の問題

「フェイスバスター派生技」を、
「脳天垂直落下技」として「再解釈」した。

内藤の「技術」「創造性」「プロ意識」。

コレはもう、否定のしようがありません。

オカダの受けが「ナチュラル」なら、
内藤の受けは「テクニカル」であり。

若さの差、そして「天性のフィジカル」も、
オカダには及ばないだろう内藤の「努力」。

(オカダは、いわゆる「柔軟性」はさておきまして、なんでしょう…身体が「しなやか」なんだと思います。ソレを「無事是名馬」とばかりに「甘える」会社の姿勢も、激しく疑問はございますが…閑話休題)



しかし…ですね?

「フェイスバスター派生技」を食らって、
「脳天から垂直に突き刺さる」というのは。



そこに「サイコロジー」は、ありますか?



レインメーカー受けで「吹っ飛ぶ」のは「理解る」。

それこそ「受け止めた柴田」の件もございますが、
「吹っ飛ぶ」のは「受け身」として「成立する」。



一方で、先のキルスイッチ名場面集の通り。

「フェイスバスター受け」の「上手さ」は。

いかに「顔面から落ちた」ように見せつつ、
「膝から下」と「肘から上」と「腹部」で、
「リングに水平に落ちる」か…なのでは?

(下手なヤツはフェイスがバスターされてないという…ヨシタツは及第点ですかねw)

(腕のロックを外さない式のペディグリー受けは、更に難易度が高くなるワケです)



内藤がジュースから「受けた技」は最早、
パルプフリクションのような何か」で。

パルプフリクションではない」のでは?

そして…2つ目の「論点」に繋がります。



◆技の「説得力」の問題

内藤の「脳天垂直落下受け」のお陰でようやく、
パッとしなかった(苦笑)、パルプフリクションに、

「説得力」が出たという「意見」を拝見しまして。



…もし、そうだとするなら。



「内藤の次の抗争相手」も。



「フェイスバスター派生技」を、
「脳天垂直落下受け」しなければ。



「意味が無い」…そうですよね??



ああ、ケニーなら、喜んで。
「もっとエグい必殺技」に。

「昇華」してくれるかもしれませんね?



…………。



「内藤だけの問題」じゃないんですよ。

「ジュースの将来の抗争相手」に、
「引き継がれていく話」なんです。



「説得力」って…そういうモノでしょうか?



「棚橋のハイフライフロー」は「特別」?



だとしたら、
ジュースは「信頼されていない」んですね。

将来の「成長した存在感」を。



「フェイスバスター派生技ですら」

「ファンを熱狂させる『スター』」に。



ジュースは「なれない」と。



ソレなら「仕方無い」のかもしれませんね?

「インディーのデスマッチファイター」みたいに。

「肉体を削り合う」しかないのかもしれませんね?



…インディーには「インディーの矜持」があるでしょう。

その「領域」に、「メジャー」を自称他称する新日本も。

土足で踏み入りますか?…ええ、それでも結構ですよ。



WWEと比べたらインディー」だと。

白旗を上げれば良いだけの話ですから。



「新日と比べたらインディー」だった、
UWFや全日のように、頑張ったら良い。
「電流爆破」も「発明」できなければ。



「差別化」の「方法」が、
「それしかない」のなら。

「真正面からじゃ勝てない」と諦めるなら。



シンスケ・ナカムラを、
「無かったこと」にして、
総選挙でも何でもやれば良い。

「ザ・レスラー」を、
「使い潰して」おいて、
次の「商品」を探せば良い。





内藤を。

丘の上の「十字架」に向かって。

歩かせ続ければ良い。





…ひょっとしたら。

「柴田の悲運」よりも「根が深い話」。

アメプロ志向のクソ保守派の「妄言」。



以上、御拝読のほど、誠にありがとうございました。

柴田勝頼は、あれが「伝説の引退試合」で良いです

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迷走と矛盾を重ね、騒動を起こした柴田を。
これまで小馬鹿にした自分は否定しません。
鯱狗は「残酷な第三者」でクソ野郎ですよ。
今さら、開き直るまでもなく。



そして、17.4.9のオカダ戦で。

「感動」した自分も、否定しません。



「起こってしまったこと」は否定できない。



だから。

あれが「伝説の引退試合」で良いです。



忘れませんから。



立っていることもままならない、
朦朧とした、半ば無意識の内に。



オカダの肩を叩いた、柴田を。



迷走の果て、遂に辿り着いた大舞台で。

人生の全てを若きチャンプにぶつけて。

そして、散った。



…未来の、強面レフェリーの柴田で、
ハッピーエンドというのも良いです。

それだって、立派な「約束」の答え。



だから。



「美しい物語」として、語り継がせて下さい。

「美しい物語」のままで、終わらせて下さい。



…どうか。

4.9《SAKURA GENESIS》の「ブック」を省みる

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前記事までの通りの「現状」で。



柴田選手は37歳。

「もはやコスチューム」と揶揄されることもあるテーピングですが、
コンディションが悪化していたのは、実際に、間違いないでしょう。



そんな柴田に。

メインで38分間のIWGP戦。



…もう、やめませんか?

何でもかんでも「マラソンマッチ」は。



60分フルタイムをやっていた時代とは、
「プロレス」は「変質」しております。

今さら「引き返せない」のだとしても。

柴田ならば「ザ・レスラー」の「ギミック」で。
30分以内でも「客を満足させられるブック」の。

「書きようがあった」のでは、ないでしょうか?





そして、セミファイナルも。

「秒殺ブック」も、時にはアリです。

しかし、その「方法」が。

場外へのパワーボム
TIME BOMBを2連発。

「説得力」もへったくれも無い。

そんなんだから「事故と疑われる」。

ファンを「怖がらせる」。



…マスクを脱ぐことで。

「レスラー・ケンドーカシン」ではなく。

「格闘家・石澤常光」であると誇示して。

「飛び付き式腕ひしぎ逆十字固め」で。

わずか26秒殺で「タップを奪った」。



それが、すなわち「説得力」ですよ。

(対戦相手の成瀬も、ちゃんと「石澤で来い」と戦前に煽っておりました)



それこそ、場外パワーボムなんかはナシ、
「見よう見マネのアンクルホールド」で、
KUSHIDAに「タップさえも許さず」に、
そのままTIME BOMB一発フィニッシュ。

そんなんで「充分」じゃないでしょうか?





…鯱狗は、ちょうどオカダと同い年ですが。

古臭い「ロック様信者」でもありますので。



「プロレス」の「説得力」を。

「信仰」しています。



…今回の、柴田vsオカダ。

スゴく「良い試合」だった。

だからこそ悔しくて、切ない。



感情の行き場が、見付かりません…。

オカダの気持ちは、痛いほど伝わる

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…でも。



調べれば、調べるほど。






会社は、決断するべきだ。



これは「映画じゃない」から。



例えば、親父さんの跡を継ぐ道だったり。



人生が続く限り、



「ショー」は続けられる。



…だから。

柴田勝頼選手は「硬膜下血腫」で「緊急手術」

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4.10スポーツ報知より。

wikipedia - 急性硬膜下血腫

オカダ・カズチカ選手のコメントは、つまりは。

「チャンピオンベルトなんか関係無い。焦らずにまずは治療を優先して、無事に完治して復帰したら、また貴方の挑戦を受けます」

という「男の約束」…これしか言えないでしょう。



当然、柴田選手は、次シリーズは欠場。



こんなことを、続けていたら。



「終わりの始まり」ですよ…。



…ダメだ…やっぱり…。



昨日の内藤選手の、パルプフリクション受けは。



評価できないよ…。



ビンスが…「ビンス・マクマホン」が。



「今の新日」には「必要」なんじゃないでしょうか。

ちょっと待ってちょっと待って!(冷汗)

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「KUSHIDA事故説」の裏側で流れていた、
「両国に救急車が来ていた」情報。


柴田だったの!?

…マジですか…。

頚椎は…たぶん大丈夫。

脳震盪か…怖いのは脳溢血。



柴田選手の健やかな快復をお祈りします。

余談…ファレの襲撃について

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…アレ。

オカダじゃなくて。

「負けた柴田」の方を襲っていたら。

もっと…ファレが持つ、

「ガイジンヒールの悲哀(ペーソス)」を。

押し出せたんじゃないかなって。



その上で、オカダが。

「いつ何時、誰の挑戦でも受ける精神…」

「別に、認めるつもりは無いけど」

「…ちょっと、気が変わったよ」

とでも言って、ニヤリと笑ったら。



だいぶ「無理筋感」が緩和されたかも?



まぁ、オカダが「受ける」と決まったワケじゃないのですがw



ではでは!