【ヘビーメタルと文芸少女】全123話読了!
✳︎
45話までの感想はコチラ!
ネタバレとか一切、気にせず書くので御注意!(>_<)
オーケー?
それではまた、順不同の箇条書きにw
◆
美山はNINにハマったかwww
そして「ザ・ビューティフル・ピープル」ネタ(笑)。
ネーミングは、やっぱり美山かな?w
NIN、MMと来たら、超マニアックなトコロなら、
Psyclon Nineとか、オススメですよ?(爆)
◆
Dinosaur Jr.の3枚目……“Bug”か。
鯱狗は、2枚目の方が好き(苦笑)。
◆
結末は納得!
酔ってニゴイを焚火に投げる倉田は「コチラ側」。
須永と横井は、言うなれば「アチラ側」だから。
そして、横井は「努力」をしている。
倉田がメタリカを聴き始めて、そして、
最後に「正解」に辿り着いたのと、同じ「努力」。
ユリカは、須永について、
何か「努力」をしただろうか。
そーゆーコト。……女性から見て、
「純情を武器にする」ユリカって、
どういう風に映るんだろう?(苦笑)
鯱狗は、ちょっと苦手だったかも(殴)。
その辺は、倉田に馴れ馴れしい美山に、
理不尽に嫉妬する描写もある通り、
作者様も「織込済」かと存じ上げますがw
◆
美山は西川とくっ付いたか……。
これは、意表を突かれました。
いや、もし、美山が誰かと、くっ付くなら。
大沢じゃないかと(爆)。
そう、思っていたモノでして(苦笑)。
大沢は、本当に、ただの「ピエロ」だったのか。
……鯱狗は、大沢の「内面」に、
スゴく「興味」があった。
曲がりなりにも「理解者」のいた美山より、
大沢の「孤独」は、絶望的に「深い」のでは。
美山のように、己の「痛々しさ」を、
「嘆く権利」すら、このセカイで。
「ピエロ」の大沢には「与えられていない」。
その「内面」に、もし「触れ得るモノ」が、
あの浮世離れした文芸部の面々に、いるなら。
ソレは、美山なのかな……って。
ちょっと、勝手に妄想しておりまして(苦笑)。
◆
文芸部パート、バイト先パートと、比べて。
デスピノパートは、濃密な描写に反して、
「現実感が希薄」だった印象。
……まぁ、当たり前なのですが(苦笑)。
「デスピノのユリカ」は、他のパートで、
「コチラ側」にいたユリカが、
「アチラ側」にいるんですよね。
ソレは「天才ギター少女」であって、
「大石ユリカ」としての「実在感は希薄」。
だから、文芸部の面々と比べて、
デスピノのメンバーは、どこか「希薄」。
そんな中で、強烈に「幼稚な悪意」を見せた、
コウタローの圧倒的な「存在感」に、
鯱狗はヤられましたね!(爆)
コウタローの「存在感」が強烈過ぎて、
デスピノの面々は「霞んでしまった」。
……やっぱ鯱狗は、
メタラーよりパンクス寄りなのかなぁ(苦笑)。
◆
佐久間会長……う〜ん、ソコで引き下がるか。
鯱狗は、佐久間会長が、
スッゲー「カッコ良い」と、思ったんですよねw
「数を正義に熱狂する群衆」を前にしたとて。
「たとえ独りでも、己の信念は曲げない」って。
スッゲー「ロック」だ、この人!って(爆)。
だいたい、デスピノは「ズル」してるんです。
ボヤ騒ぎで部室の鍵を取り上げられたのに、
二度目のボヤ騒ぎを「利用」して、
千人の聴衆を集めたワケで(苦笑)。
ソレって……「ズル」じゃない??
約束は約束だから、鍵は返すとして。
何か「イヤミ」の一つでも、返してくれるかと、
ちょっと期待してしまったワケですが。
その時に、もし、マヤ達が。
ソレは「コウタローが勝手にやったコト」と、
「幼稚な悪意」を見せたとしたら。
果たして、ユリカは、どうしたんだろう?と。
「アチラ側」に立つのか。「コチラ側」に立つのか。
ちょっとだけ妄想(殴)。
佐久間会長は、親に隠れて、
ハードコア・パンクとか(!)、
聴いてたかもしれない、なんてw
◆
再び、ラストシーンの話。
倉田の「月が綺麗だな」で、思い出したのが。
高岡ヨシ様の『茜橋で待ってます』のラスト。
サキヤマさんの、
「一緒にサブちゃんの詩集は読めないかもしれないけど」
だったんですよねw
「好対照」で、どちらも「正解」。
むしろ「間違いなんか無い」!(爆)
いやぁ、「青春」って本当に、良いモンですねw
(水野晴郎のフロウで)
というワケで、
ボリュームに違わぬ、大満足でございました!
……やっぱ「青春小説」は、こうでなくちゃ(苦笑)。
次は『土管の向こうの街』やねw
ではでは!