【7】オカダは木谷オーナーの「操り人形」って?…その通り!
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テンプレ試合、塩マイク、などなど、オカダを彩る数々の批判。
それらを一つに結実させたイメージが、すなわち、
「オカダは作られたチャンピオン」
というものでしょう。
実のところ鯱狗は、
オカダの「今」の本質は「作られたチャンピオン」ではなく、「作られた◯◯◯」である…という「結論」を用意しているのですが、
まぁ、トランキーロ、焦らないでいきたいと思います(笑)。
…と、この時点で気付かれた方もいらっしゃるかと存じ上げますが、
鯱狗は、オカダが「作られた」存在であることには、まったく異論ございません。
(もちろん、過酷なトレーニングを通じた、レスラーとしてのフィジカル面の話は別として、です)
それどころか、オカダは、木谷オーナーを始めとした経営陣により、
綿密にコントロールされた「操り人形」であり、まったくの「サラリーマン・レスラー」であるとさえ、疑ってはいないのです。
その上で、無名のイチリーマンとして、鯱狗はまぁ偉そうにも、
オカダの「スゴさ」に心から尊敬の念を禁じ得ないのです。
押し潰されそうなほどの、熱烈なプロレスファンからの毀誉褒貶を一身に浴びながら、会社を背負っての滅私奉公。
棚橋のように、酸いも甘いも噛み分けられるようになる、人生の修行期間などありませんでした。
いきなり、団体の「エース」に抜擢され、
木谷オーナーの綿密な計算に基づく「操り人形」として、
完璧に振る舞わなければならなかった。
そして、鯱狗の見解では、
オカダはその「難題」を、120%の「完成度」で、見事にこなしてみせたのです。
オカダの演じ切った「操り人形」が、果たしていかに「困難」なモノであったか。
順を追って検討していきたく存じ上げます。