社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

【20】鯱狗の妄想まとめ

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◆2016年初の中邑とAJの引き抜き移籍により、「エース」であるオカダの「ライバル不在」という深刻な危機が浮上した。

◆そこで木谷オーナーは、ロス・インゴベルナブレスとして浮上し始めていた内藤を、「スマートすぎるストンコ+ロック」という「主役」に抜擢して、「新日版WWEアティチュード路線リメイク」に舵を切る戦略を打った。

◆内藤による「2億円プロジェクト批判」は、内藤を一気に「主役」へと格上げするための、木谷オーナーの「仕掛け」。
すなわち「2億円プロジェクト」の本質は、「実体」の無い「マクガフィン」。

◆そしてオカダには「エース」の役割を維持しつつ、「主役」である内藤の「ライバル」とするため、意図的に「作られたチャンピオン」像を強調して「演じる」よう指示した。オカダがファンの批判に耳を貸さず「変わらない」のも、そのための木谷オーナーの戦略的な判断による。
すなわち現在のオカダの本質は「作られたナチュラルヒール」であり、その役割は「主役」である内藤にファンの支持を集中させること。

◆内藤IWGP戴冠の両国で挑戦表明したのが、オカダと同門のCHAOS石井だったのは、内藤の「木谷オーナーは『御客様の声』を無視してオカダとCHAOSを贔屓している」という批判の「正しさ」を「証明」するため。
つまり石井は見事なまでの「咬ませ犬」。

◆オカダが大阪リマッチの前哨戦で「全力疾走しなかった」のも「しょっぱい屁理屈をこねた」のも、すべて木谷オーナーの「指示通り」。
その目的は、オカダを更なる「作られた(元)チャンピオン」「ナチュラルヒール」に「仕立て上げる」ため。

◆大阪で内藤が負けブックを飲まされたのは、内藤を「主役」とした「ストーリーライン」を「大団円」により「完結させない」ため。
そして、そのためにも「内藤は木谷オーナーに不当に低く扱われている」という「大前提」を「維持し続ける」ため。

◆総括すると、木谷オーナーの「2億円プロジェクト」を「批判」した瞬間から、木谷オーナーの「新日版WWEアティチュード路線リメイク」という「シナリオ」通り、「主役」は内藤であり、オカダはその「ライバル」の「作られたチャンピオン」「作られたナチュラルヒール」として、木谷オーナーの完璧な「操り人形」を「演じ切って」みせた。
鯱狗はその「スーパー・サラリーマン・レスラー」ぶりを以って、内藤だけでなく、オカダを高く評価している。

◆すべては内藤でもオカダでもなく、他ならぬ木谷オーナーの「掌の上」であり、その「シナリオ通りの結果」が、2016年初の主力レスラー離脱を跳ね返す、ロス・インゴベルナブレスの「大ヒット」であった。

以上を以って、
《オカダ推し妄想論》
を終えたく存じ上げます。

引き続き、不定期更新を予定の
《続・オカダ推し妄想論》
を御拝読頂けましたら、幸いですw

誠にありがとうございました!