Life goes on…
✳︎
so, the show must go on…
結果的に(苦笑)、前記事までの続きになってしまうのですが。
船木のブログを見て、「文章力があるなぁ」と感心した次第。
ああいう「サラッとした感触」の文章って、難しいです(~_~;)
前記事までに、「四天王プロレス」について話をしましたが、
同様に「ストロングスタイル」もまた、険しいモノでしょう。
仮に肉体的なダメージは、前者ほどではなかったとしても、
その「アイデンティティ」を「強さ」に置く限りにおいて、
「老い」からは、逃れられません。
猪木、前田、高田のように「タニマチ」を確保して、
上手いコト「興行主サイド」にでも収まれなければ。
さもなきゃ、
「老い」さらばえながら、
「引退」できない「現実」。
佐山、鈴木、そして船木。
「敢えてプロレスラーを名乗ること」を、
「アイデンティティ」とした桜庭を除き。
「過去の自分」が、
「現在の自分」に、
「石を投げてくる」。
「罪深さ」は、ひょっとしたら、
永田の方が「深い」のかもしれない。
「哀れさ」は、ひょっとしたら、
藤田の方が「痛い」のかもしれない。
…しかし、「滑稽さ」は。
佐山のように、半ばサイコパスじみた「開き直り」を見せるか。
鈴木のように、ソレすら「武器」にする「強かさ」を見せるか。
…船木って、たぶん悲しくも「不器用」な人なんだろうなって。
猪木、前田、高田。
或いは、佐山、鈴木。
船木は「プロレスラー」としたら、
きっと「ズル賢さ」が「足りない」。
佐山も、鈴木も、大仁田と同じリングに上がっている。
新日に参戦した頃の「商品価値」も失った、大仁田と。
でも、そこで「要領良く」切り上げた。
船木は、たぶん「不器用」なんだろう。
…鯱狗は「残酷な第三者」。
でも、然して非難する気にもならない。
「大仁田養老院」?
そうだね。上手いコトを言うよ(笑)。
「弱さ」と「みっともなさ」を「逆説的」に「武器」にして、
未だに性懲りもなく生き延びている(苦笑)、大仁田と絡んで。
「喪失ったモノ」は、計り知れず。
「得られたモノ」は、定かならず。
そんな船木の、何だか妙に「爽やか」なブログを、読んだ。
…笑えない滑稽劇。道化のペーソス。
人生は続いていく。
人生が続く限り、
ショーは続けなければならないのだ。