社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

何故、2017年から《SAKURA GENESIS》なのか…ある「疑念」の話

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今年、2017年。

「春の両国」の大会名が。

INVASION ATTACK》から。

《SAKURA GENESIS》に、変わります。



「何故」



「大会名を変えるのか」



「大会名」の変更とは。

すなわち「ブランドイメージ」の変更。

そこに「理由が無い」とは、



考えられません。



「何か」を。

「変えよう」としている。



2017年。

「何か」が、確かに「変わり始めて」います。



…そう。



2017年の幕を開けた、

「ケニーとのイッテンヨン」から。



オカダが、変わり始めている。



「作られたチャンピオン」であるところの、オカダ。



…こんなに、

「相手に合わせて、技を受ける試合運び」を。

してましたっけ?



それこそ、ハルク・ホーガンばりの、

「アメプロ志向のテンプレ試合」で、

ファンの不満を募らせていたのでは?



オカダが「変わろうとしている」のか。

オカダに「変わってよい」と会社が許可したのか。

オカダに「変わるように」と会社が命令したのか。



一つには、
内藤が「主役」として「確立された」ことがあるでしょう。

「踏み台」のオカダに、必ずしも頼る必要性が無くなった。

IWGP棚橋とIC中邑の時代を思わせる両輪体制へと移行して、
両雄の激突は「切り札」として温存の方針に見受けられます。
(だからこそ、内藤のNJC参戦を「却下」したのではないかと)

そのためには、
「戦略的に凋落させたIWGPの権威」を、
「改めて回復」させなければならない。

言い換えれば、

「作られたチャンピオン」からの、
一定の「ギミックチェンジ」です。

…更に言うならば。

「仮想WWEチャンピオンのオカダ」

という「ギミック」からの「脱却」。



それを「決定付けた」と鯱狗が考えるのが、以前にも取り上げました、



17.1.30の、オカダのTwitter



「AJ/Cena < Okada/Omega」



内容らしい内容の無い(苦笑)オカダのTwitterで、突如発せられた「攻撃」。

本来がアメプロ志向であるはずのオカダが、突如として発した「攻撃」。



…これは、

どんな雑誌インタビュー記事よりも「雄弁」な。



「木谷オーナー」から、

WWEへの「宣戦布告」であると。



鯱狗には、そう思えてならないのです。



そう考えれば、内藤が、

「海外よりもまず、国内の大会を超満員にするのが先ではないか」

と「疑問」を呈するのにも、



「逆説的」に、「解釈」が可能です。



すなわち。



IWGPを「世界向け」とするのに対して、

ICを「国内向け」と位置付ける、

「2ブランド制」の確立です。



…実のところ。

内藤の凄まじい「ハード・バンプ」は、
確かに「海外視聴者」にも通じますが。

内藤の「本当の魅力」である、
「ネチネチとした正論責め」は。



相当に、ニュージャパンを熱心に追い掛けてくれていない限り、

国内のファン以外には、なかなか「完全には通じない」のです。



だからこそ、「分業」とする。



海外志向を強める新日に対する、国内ファンの「不満」さえも、

「ピープルズ・チャンプ」として確立された、今の内藤ならば。

逆に、国内ファンからの「支持」に「反転」できるのですから。



つまりは、典型的な。

「グッドコップ&バッドコップ」



「内藤の主役としての確立」と、

「オカダのレスラーとしての変化」は。



密接かつ不可分に、

「連動」しているのでは?



…そして。



IWGPの国際化」について。



「明言しているレスラー」がいます。



そうです。







「ハート・ダンジョン」を擁し、かつて…クリス・ベノワを輩出した、

レスリング志向」の強いカナダ出身。

悪名高い「バックヤード・レスリング」の出身者。



そして。



「PURORESU」に憧れて、来日したガイジンレスラー。



…鯱狗がこれまでも何度か使った、

「PURORESU」という「用語」。



これは、英語版wikipediaを御覧頂ければ、分かります。



つまりは「ルチャ・リブレ」と一緒。

「日本のプロレス」の「イメージ」を指す、

英語圏の「表現」です。



その「中身」は。



ストロングスタイル」と。

四天王プロレス」の、「融合」。



「ギミック」「アングル」「マイク」を重視するアメプロへの、



一種の「対抗概念」。



「ストイック」で「ハードコア」。

あたかも、

「サムライのレスリング」のような。



そんな「幻想」。



ここで見逃せないのが、その「幻想」は、

「非英語圏」の新日が「海外進出」を図る上で、

極めて「都合が良い」という点。



「線」としての「アングル」を完全に伝え切れなくとも。

「点」としての「フィジカルの衝突」さえ魅せられれば。



それは「PURORESU」たり得るのです。



…お気付きでしょうか。



その「構図」が。

かつての「新日のショーマンシップ」に対する「アンチテーゼ」としての。



「全日の四天王プロレス」と「同様の構図」を描いていることに。

(あの、他ならぬ馬場が、アメプロに批判的な発言を繰り返していた事実を思い出して下さい)





…それでは。

「冒頭の問い」に対する、鯱狗の「回答」です。



「SAKURA」という「日本語」。

これは「PURORESU」と「同義」。



「英語圏」に向けた、

ジャポニズム幻想」に基づく「ブランド展開」の「宣言」です。



「フィジカルの衝突」の「インフレ」は、



もはや「不可避」であり。



鯱狗のような、

「アティチュード期のWWEファン」のような人種は、

「戦略的」に切り捨てられる「マニア」に分類される。





…のかも、しれません。





ユークス新日の「象徴」が棚橋だとしたら。

ブシロード新日の「象徴」は。



レインメーカー・ショック」のオカダでもなければ、

「ロス・インゴベルナブレス旋風」の内藤でもない。



それは、

「PURORESU」のケニーなのかもしれない。





「ニュージャパンだけはガチ」





…すべては、鯱狗の「妄想」です。

辺境の辺境の自称クソスマートの「妄言」。

ブームに水を差すような「悪影響」なんて、あるワケもない。

そんな、下らない「妄言」。



以上、御拝読のほど、誠にありがとうございました。