社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

【青春タンクデサント】もう一つの「元ネタ」の話(言い訳)

✳︎

というワケで、ダラダラと(白目)。



以前に書いた、下の記事にて。

《「メメント森」って書くと、芸人さんみたいな件》

“祝福”の「元ネタ」は、星新一『処刑』だと、
「種明かし」など、させて頂いたワケですが。

それじゃあ「起承転結の転」に当たる、
a6のラストから現れた“測量オジサン”。
そして最終話a10の、あの「超展開」は、
いったい何だったの?(汗)となりますと。



白石晃士監督の、一連の映画を貫く「世界観」が、
「元ネタ」となっているワケで、ございます!(爆)

黒沢清監督と白石晃士監督の「共鳴」》

《白石晃士監督が描く「現代のドン・キホーテ」達》



もし、白石監督の作品を知る方が読んだら、
“測量オジサン”の「文脈」は一目瞭然かとw

ノロイ』の「最強の霊能力者・堀光男」。
そして、
『オカルト』の「地獄だぞおじさん」。

すなわち、
「セカイの真理を知り過ぎたアウトサイダー」という、
白石監督が得意とする「文脈」に、連ねてみようと。

そうして生み出された「トリックスター」こそが、
『青春タンクデサント』の“測量オジサン”でしてw



となれば、あのラストの「超展開」も、
つまり同じ「理屈」であるワケです(苦笑)。



「セカイの文脈」を「超越する唯一の方法」は。

「人倫・理性の踏破」であり。

「神憑りのアウトサイダー」の領域に、
足を一歩、踏み入れるしかないのだ、と。

『コワすぎ!最終章』にて、
江野クンが“白石クン”に課した「試練」と、
ようするに、同じ「文脈」なワケですwww



“祝福”という「理不尽で文学的な死」を、
「回避したい」と、願うのならば。

それ相応の「不条理で身体的な生」により、
「文脈を無化する」しか「方策」は無い。

幸いにも“測量オジサン”が、「リロン」の領域まで、
“祝福”の「絶対性」を「引き摺り下ろして」くれた。

他ならぬ「ヒロイン」の睦美紅子も、
グレゴール・ザムザは、毒虫なら暴れろよ」と、
極めて重大な「ヒント」をくれていた。

だから「あと一歩」で、ソレは「成せる」。



ーーで、考えてみたワケですが。



犬飼恭兵が、睦美紅子に「恋を告白する」。

コレじゃ「弱過ぎる」。

まったく「文学的な領域」を踏み越えないし、
しかも、察しの良い睦美紅子なら、とっくに、
犬飼恭兵の「好意」には、「気付いている」。
つまり「秘密の告白」に値しないワケでして。

ソレなら、
「好きだし、付き合いたいし、セックスしたい」まで、
踏み込ませてみたら?

ん〜……少しは「身体性」も伴ってきました、が。
肝心の睦美紅子が、先に「セックス三昧」発言を、
しちゃってるんですよね(苦笑)。
まぁ、健康な男子高校生(笑)なら、これでもなお、
想定の範囲内」ですし、やっぱりまだ「弱い」。

もっと……もっと。

「身体性」があって。
「秘密の告白」であって。
「恥ずかしい」感じで。
しかも、
「馬鹿馬鹿しい」方が良い。
サボタージュ”に匹敵する「弱者の武器」は、
みっともないほどの「笑い」であるのだから。



そうして、考えに考え抜いた、結果が。



「……そうだ、オナニーだ!」と(爆)。



コレは物凄く「恥ずかしい」です!(笑)
しかも「馬鹿馬鹿しい」し、オマケに、
ありふれた童貞の男子高校生にとって、
セックスよりも「身体性」があるwww
コレならたぶん、睦美紅子の「想定外」で。
少なくとも「この物語の文学性」ぐらいは、
余裕で「木っ端微塵」に、吹っ飛ばせる!
(より「高尚な文学」なら、自慰など屁でもないケド)

ーーようするに。

もしも、仮に「睦美紅子が生き延びた場合」に、
「犬飼恭兵が最も覚えていて欲しくない秘密」を、
考えに考え抜いた、鯱狗なりの「結論」が。

「睦美紅子をオカズにしたオナニー」だと。

ソレなら「“祝福”の銃弾をも曲げられる」と。

スッゲー大真面目に、考えた結果なのですwww



作者である鯱狗は「物語の外側」にいるから、
こうして「系統立て(?)」で、考えられますが。
「物語の内側」で、まったくの「直感」により、
その「正解」に辿り着いた犬飼恭兵は……うん、
ハッキリ言ったら「アブナイ人」ですよね(殴)。



というワケで。



血だ脳漿だ尿だ嘔吐だ涙だ鼻水だと、
やたら「粘液的」な。
ようは「ばっちい」表現が(苦笑)。
あちこち、頻出したのも。
最終的な「身体性による文学性の超克」への、
一種の「伏線」のつもりであったり。一応はw
犬飼恭兵の「書を捨てよ、町へ出よう」の引用含め。
カフカの『変身』はB級映画じゃないから駄作」の、
睦美紅子の「暴論」からは、ラストの唐突な、
映画『スピード』談義に繋がっていたりして?
(カネの掛け方は、B級とは言い難いですケド)



……えーっと、ゴメンなさい!(土下座)



解説(?)のつもりが、ますます「意味不明」に、
陥っているコトは、自覚してはいるんです!(殴)

自覚してはいるんですが、
自分の「思考回路」を、それなりに、
「大真面目に説明」しようとしたら、
何かもう、こんな感じにしかならなくてorz

カネを取って書いてる小説じゃないんで、
どうか許して下さい!(サイテーの言い訳)



えー、グダグダで、収拾が付かなくなったトコロで。

あの、ひっどいオチへの言い訳は、オシマイ!(逃)



御目汚し、重ねて失礼致しましたm(_ _)m