前記事の補足のような、「勇者」と「魔王」の話
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結局のトコロ。
「ピープルズ・チャンプ」内藤の「核心」は。
その話題性でも言語センスでも政治力でもない。
「人間性の爆発」であり。
そして。
「ヒール・チャンプ」オカダの「核心」は、その「真逆」。
「非人間性の怪物」を志向している。
だから「本質的」に。
オカダは内藤に「絶対に勝てない」。
「怪物が人間を喰い殺す」のが「ガチ格闘技」なら。
「勇者が魔王を討ち果たす」のが「プロレス」だから。
…コレは、ある意味で。
見果てぬ「鶴龍対決の続き」なのだろう。
天龍が、引退試合の相手に、オカダを選んだのは。
ただ単純に、オカダが当時のIWGP王者だったからとは。
鯱狗には、とても「思えない」。
(プロレス大賞の授賞式でオカダが挑発したのは、かつて天龍の子飼いであった、今や「新日のブッカー・外道」と「審判団長・海野」を通じて、完全に「話を通した」上での「アングル」でしょう)
「勇者」と「魔王」…そして「もう一人」。
ふらりと現れた「サムライ崩れの浪人」。
「バカ真面目」に「魔王」に斬りかかって。
「バカ真面目」に「返り討ち」に遭った。
でも…何も「爪痕を残せなかった」ワケじゃない。
「魔王」にも、「心がある」のだと。
「観客」に「知らしめた」。
「物語」は「深みを増した」。
だから…もし。
噂されるように、
棚橋が内藤にリマッチを挑むのなら。
「先代勇者」の、棚橋は、絶対に。
「柴田超え」を、目指さなきゃいけない。
「義務」と言ってしまっても良い。
「勇者」と「魔王」の「最終決戦」。
もとい、内藤とオカダの最終決戦。
「内藤・棚橋 vs オカダ・柴田」の。
「タッグマッチ」を、そこに「幻視れたのなら」。
WWE、超えたと言ってイイかもね…w
「観客」は、ホント「贅沢」なんですよ(苦笑)。
ではでは。