社畜な鯱狗の妄想雑記

吾唯足知、即身仏。南無、阿弥陀佛。

【14】何故、オカダは「変わろうとしない」のか…一つの妄想解

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テンプレ試合、塩マイク、などなど、オカダを彩る数々の批判。

【7】でも触れた件なのですが、つまるところ要点を纏めてしまいますと、

「何故、オカダは変わろうとしない」
「変わらないオカダは見飽きた」

という、観客のフラストレーションに集約されるのではないでしょうか。

…この数々の「御客様の声」。

どうしてオカダは「聞こうとしない」のでしょうか?
「御客様の声」を聞いて「変わろうとしない」のでしょうか?

オカダを批判するファンであっても、オカダの身体能力とコンディションは多くが認めるところ。
(スタミナに対する批判があるぐらいか)

ましてオカダには、帰国直後には見せていたジャベなどの引き出しもある。

「変わりたくても変われない」はずはない。
「変わろうという意志」さえあれば、変われるはず。

そう考えれば、ますます歯痒くなり、更に大きな批判の声を上げたくもなるものです。

…しかし、不思議ではないでしょうか。

それならどうして、木谷オーナーはオカダに対して、「変わる」ように命じないのでしょうか?

もちろん、オクパードな木谷オーナーのこと。
新日の所属レスラーすべての評判をリサーチして、個別に指導することなど難しいでしょう。

しかし、オカダとなれば話は別です。
オカダは、紛れもなく現在の新日本の「エース」であり、最大の「商品」です。

ユークスから高いカネで買い取った新日本プロレスを見事に躍進させてみせた、敏腕経営者であるところの木谷オーナーが、その新日の命運さえも握る「エース」に纏わる「悪評」を、どうして「放置」などできるのでしょう?

…それでは、鯱狗の妄想の御時間です。

オカダが「変わらない」のは、木谷オーナーの明確な「戦略」。

その「目的」は、
「スマートすぎるストンコ+ロック」という「主役」である内藤の「ライバル」として、
オカダが「ナチュラルヒール」であることを「演出」するため。

「御客様の声」を無視して、独り善がりに振る舞う。
これはまさに、北尾を始めとした「ナチュラルヒール」の大きな特徴です。

ところがオカダは「サラリーマン・レスラー」。
会社から「変化」を求められれば、素直に「変わろう」とするでしょう。
更には今の時代、ネットでエゴサーチをすれば「御客様の声」は直に届きます。会社に言われるまでもなく、オカダは「変わろう」とすることができたかもしれない。

しかし、オカダは「変わらない」。
「変わろう」としなかった。

とすれば、会社は、木谷オーナーは、オカダの「悪いところ」を「変えようとしなかった」。
それどころか、ひょっとしたら「変わらない」ことをオカダに「命じて」いるのではないだろうか。

そう、極めて「戦略的」に。

以上、今回も鯱狗の妄想にお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。